プロローグ
空の蓋をされた世界"バスラル"。
太陽は遮られ、海は消え去り、植物は枯れ、かつての都市は朽ち果てた。
その世界に取り残された"人間"すらも、
謎の生物兵器"ビースト"によって、滅びの一途をたどっていた。
―"世界を壊すための活路"がその地に降り立つその時までは。
記憶を失った"一人の人間"は、
謎の生き物"ラポム"とともに"ビースト"からも逃げ惑っていた。
間一髪のところで一人の青年アベルに助けられるが、
逃亡の末、ついに追い詰められてしまう。
しかし、アベルの闘う決意が"レゾナイザー"と共鳴したその瞬間、
凶暴なまでの力がアベルに宿る。
"死"だけが蔓延る世界は崩れ始めた。
"男達"は戦い続ける。
その先に答えがあると信じて。
耐え忍び"死"を待つだけの生き方は もう終わりだ。
―さぁ、反逆の狼煙を上げろ!